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8月のトピックス!!
サービス付き高齢者向け住宅と住宅型有料老人ホームの違いについて
サービス付き高齢者向け住宅と住宅型有料老人ホームの違いについて
【サービス付き高齢者向け住宅と住宅型有料老人ホームの違いについて】
はじめに
今月のブログ記事では、タイトルにありますようにサービス付き高齢者向け住宅と住宅型有料老人ホームの違いについて説明してきたいと思います。以前の記事で住宅型有料老人ホームについては紹介させていただきましたが、これを読んでいただいている方の中には、そもそもサービス付き高齢者向け住宅をご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。サービス付き高齢者向け住宅も住宅型有料老人ホームもともに高齢者向け住宅の1つですが、介護施設と言っても色々な種類があり、どの施設を利用するべきか悩むことも多いと思います。そこでまずはサービス付き高齢者向け住宅と有料老人ホームの大きく異なる点についての説明、そしてその後にサービス付き高齢者向け住宅とはどのような施設なのかという詳細、最後に弊社が運営しております住宅型有料老人ホームとの比較ができればと思います。
サービス付き高齢者向け住宅と有料老人ホームの違いについて
それではまず、サービス付き高齢者向け住宅と有料老人ホームの違いについて見ていきましょう。違いを端的にまとめると主にサービスの提供と居住形態、また契約形態にあります。サービス付き高齢者向け住宅は、自立した生活ができる高齢者向けのバリアフリー住宅のことで、介護サービスを必要としない方々が利用します。一方、有料老人ホームは、高齢者の介護が必要な方々が利用する施設で、日常生活のサポートや看護サービスが提供されます。基本的には、サービス付き高齢者向け住宅は自立型で、有料老人ホームは介護サービスが充実している施設と言えます。また契約形態に関しても大きく異なっており、サービス付き高齢者向け住宅では住宅部分について建物賃貸借契約を結び、必要に応じて生活支援サービスを提供している事業者とサービス利用契約を別途締結します。一方で有料老人ホームの多くは利用権方式を採用しているので、施設の利用権を得る形となっています。続いて、それぞれの施設の特徴について、さらに詳しく深掘ってみましょう。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)について
サービス付き高齢者向け住宅とはサ高住とも呼ばれ、要介護度が高くない高齢者を対象にしたバリアフリー住宅です。一般の住宅と変わらないような自由度の高い生活ができ、なおかつ安否確認や生活相談などのサービスが受けられます。なお、サ高住は入居のハードルが低く、安全な環境の中で自由に生活できることがポイントです。サービス付き高齢者向け住宅は基本的に介護を必要としていない高齢者が対象になるため、住宅単体では介護サービスが付いていません。そのため、お元気な方のみを対象としたサ高住も存在し、これらのサ高住では本格的な介護が必要になった場合は住み替える必要が出てしまいます。ただし最近では外部の事業所に介護サービスを委託したり、介護サービスを提供する施設も出てきたりしているため、事前に介護度に応じた対応をしていただけるのか各施設に問い合わせして確認することが大切です。
有料老人ホームとは
一方で有料老人ホームは、高齢者の介護が必要な方々が入居する施設で、日常生活のサポートや看護サービスが提供されます。自立できない高齢者や身体的なサポートが必要な方々が利用し、食事や入浴、医療ケアなどのサービスが提供され、快適な生活を送ることができる場所です。サ高住と比べると幅広い方を対象にしており、民間の会社が運営している高齢者住宅・介護施設のことを指します。具体的には入居した高齢者が心身ともに健康に生活できるよう、食事や介護、健康管理などのサービスが提供されることが特徴です。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)と住宅型有料老人ホームの違い
それで最後に弊社が運営しております住宅型有料老人ホームとの違いについて見ていきましょう。まず、共通点として介護対応のサ高住や住宅型有料老人ホームでは、要介護の方も入居できます。自立の方から要介護の方まで入居できるという点で、どちらも入居対象が要介護の人に限定される介護付き有料老人ホームより間口が広いと言えます。次に違いについてですが、年齢については多くのサ高住も住宅型有料老人ホームも原則60歳以上としているところが多い中、サ高住では法令で60歳以上と定義されているのに対し、住宅型有料老人ホームの場合は「高齢者」を対象としているのみで、明確な年齢の法規定はありません。そのため住宅型有料老人ホームの入居条件は、施設によって異なる場合があります。60歳以上の方を原則と表現しているのは、必ずしも60歳を超えていなければ入居できないという決まりはなく、特定疾病で要介護認定を受けている60歳未満の方も入居できるためです。介護対応のサ高住や住宅型有料老人ホームでは、こうした特例を認めているところも多くあります。ただし、ひとくちに「介護対応」といっても、介護職員の常駐体制や看護職員の配置、医療連携の程度によって、入居後に提供されるサービスが異なります。サ高住も住宅型有料老人ホームでも、職員の常駐体制は施設によって異なりますので、どの様な体制で介護や看護が受けられるかを施設ごとに確認することをお勧めします。
住宅型有料老人ホームもサービス付き高齢者向け住宅も、自立した生活が送れる高齢者まで対象にしている施設で共通点が多くあります。しかし細かいポイントまで目を向けると両者には様々な違いがあるので、施設選びの際にはしっかりとそれぞれの特徴を把握することが重要です。各施設の比較したものを下記の表にまとめましたので参考にしてください。老後の生活を快適に送るためには入居する本人に最適な入居先を選ぶことがとても大切です。ぜひこのブログを入居の際の判断材料として役立てていただけますと幸いです。
はじめに
今月のブログ記事では、タイトルにありますようにサービス付き高齢者向け住宅と住宅型有料老人ホームの違いについて説明してきたいと思います。以前の記事で住宅型有料老人ホームについては紹介させていただきましたが、これを読んでいただいている方の中には、そもそもサービス付き高齢者向け住宅をご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。サービス付き高齢者向け住宅も住宅型有料老人ホームもともに高齢者向け住宅の1つですが、介護施設と言っても色々な種類があり、どの施設を利用するべきか悩むことも多いと思います。そこでまずはサービス付き高齢者向け住宅と有料老人ホームの大きく異なる点についての説明、そしてその後にサービス付き高齢者向け住宅とはどのような施設なのかという詳細、最後に弊社が運営しております住宅型有料老人ホームとの比較ができればと思います。
サービス付き高齢者向け住宅と有料老人ホームの違いについて
それではまず、サービス付き高齢者向け住宅と有料老人ホームの違いについて見ていきましょう。違いを端的にまとめると主にサービスの提供と居住形態、また契約形態にあります。サービス付き高齢者向け住宅は、自立した生活ができる高齢者向けのバリアフリー住宅のことで、介護サービスを必要としない方々が利用します。一方、有料老人ホームは、高齢者の介護が必要な方々が利用する施設で、日常生活のサポートや看護サービスが提供されます。基本的には、サービス付き高齢者向け住宅は自立型で、有料老人ホームは介護サービスが充実している施設と言えます。また契約形態に関しても大きく異なっており、サービス付き高齢者向け住宅では住宅部分について建物賃貸借契約を結び、必要に応じて生活支援サービスを提供している事業者とサービス利用契約を別途締結します。一方で有料老人ホームの多くは利用権方式を採用しているので、施設の利用権を得る形となっています。続いて、それぞれの施設の特徴について、さらに詳しく深掘ってみましょう。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)について
サービス付き高齢者向け住宅とはサ高住とも呼ばれ、要介護度が高くない高齢者を対象にしたバリアフリー住宅です。一般の住宅と変わらないような自由度の高い生活ができ、なおかつ安否確認や生活相談などのサービスが受けられます。なお、サ高住は入居のハードルが低く、安全な環境の中で自由に生活できることがポイントです。サービス付き高齢者向け住宅は基本的に介護を必要としていない高齢者が対象になるため、住宅単体では介護サービスが付いていません。そのため、お元気な方のみを対象としたサ高住も存在し、これらのサ高住では本格的な介護が必要になった場合は住み替える必要が出てしまいます。ただし最近では外部の事業所に介護サービスを委託したり、介護サービスを提供する施設も出てきたりしているため、事前に介護度に応じた対応をしていただけるのか各施設に問い合わせして確認することが大切です。
有料老人ホームとは
一方で有料老人ホームは、高齢者の介護が必要な方々が入居する施設で、日常生活のサポートや看護サービスが提供されます。自立できない高齢者や身体的なサポートが必要な方々が利用し、食事や入浴、医療ケアなどのサービスが提供され、快適な生活を送ることができる場所です。サ高住と比べると幅広い方を対象にしており、民間の会社が運営している高齢者住宅・介護施設のことを指します。具体的には入居した高齢者が心身ともに健康に生活できるよう、食事や介護、健康管理などのサービスが提供されることが特徴です。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)と住宅型有料老人ホームの違い
それで最後に弊社が運営しております住宅型有料老人ホームとの違いについて見ていきましょう。まず、共通点として介護対応のサ高住や住宅型有料老人ホームでは、要介護の方も入居できます。自立の方から要介護の方まで入居できるという点で、どちらも入居対象が要介護の人に限定される介護付き有料老人ホームより間口が広いと言えます。次に違いについてですが、年齢については多くのサ高住も住宅型有料老人ホームも原則60歳以上としているところが多い中、サ高住では法令で60歳以上と定義されているのに対し、住宅型有料老人ホームの場合は「高齢者」を対象としているのみで、明確な年齢の法規定はありません。そのため住宅型有料老人ホームの入居条件は、施設によって異なる場合があります。60歳以上の方を原則と表現しているのは、必ずしも60歳を超えていなければ入居できないという決まりはなく、特定疾病で要介護認定を受けている60歳未満の方も入居できるためです。介護対応のサ高住や住宅型有料老人ホームでは、こうした特例を認めているところも多くあります。ただし、ひとくちに「介護対応」といっても、介護職員の常駐体制や看護職員の配置、医療連携の程度によって、入居後に提供されるサービスが異なります。サ高住も住宅型有料老人ホームでも、職員の常駐体制は施設によって異なりますので、どの様な体制で介護や看護が受けられるかを施設ごとに確認することをお勧めします。
住宅型有料老人ホームもサービス付き高齢者向け住宅も、自立した生活が送れる高齢者まで対象にしている施設で共通点が多くあります。しかし細かいポイントまで目を向けると両者には様々な違いがあるので、施設選びの際にはしっかりとそれぞれの特徴を把握することが重要です。各施設の比較したものを下記の表にまとめましたので参考にしてください。老後の生活を快適に送るためには入居する本人に最適な入居先を選ぶことがとても大切です。ぜひこのブログを入居の際の判断材料として役立てていただけますと幸いです。