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9月のトピックス!!
「介護施設に預けるタイミング、自宅介護から施設への切り替える際の考え方」

「介護施設に預けるタイミング、自宅介護から施設への切り替える際の考え方」

「ずっと自宅介護のままでいいか悩んでいる」

「施設への入所を考えるタイミングを知りたい」

このような親の介護についての悩みを抱えていませんか?自宅介護を続けていた方にとって、介護施設の入所は悩んでしまうもの。しかし、介護施設の入所で親が明るくなった、お互いに良い距離感で付き合えるなどのメリットもたくさんあるのです。この記事では自宅介護から施設への入所に切り替えるタイミング、注意点をご説明します。

 

介護施設に預けるタイミングとは?

どのようなタイミングで介護施設に預けることが多いのか、代表的な4つの例をご説明します。

 

その1.『要介護度が上がった』

もっとも介護施設に預けるタイミングとして多いのは、要介護度の変化です。これは介護認定審査で介護者の健康状態をもとに、自立、要支援、要介護度を8段階に分けたもの。要支援であればちょっとしたサポートで、要介護者が自分で身の回りのことをできるレベルです。一方で、要介護度は数字が大きいほど、介護が必要な状況という判定。たとえば要介護度4は、自力での歩行や立つ動作がむずかしく、寝たままの状態で過ごす時間が長くなります。日中でも自宅介護が必要になれば、仕事を続けながら親の介護は困難です。要介護度の認定は、有効期間が原則6ヶ月です。介護保険も最新の介護度によって条件が変わるため、介護度の変化をきっかけに施設への入所を考える家族が多いのです。

 

その2.『在宅介護による精神的な負担』

在宅介護が長く続くと、心身的な負担が増えていきます。仕事と子育て、介護が重なり、介護者も体調を崩しかねません。また介護を受けている親にとっても、つらそうな親族を見ることはつらいもの。お互いに精神的な負担を減らすために入所する家庭も多いのです。

 

その3.『ヘルパーや家族がいない時にトラブルが起きた』

 自宅介護の中には、平日の日中は要介護者だけで過ごすこともあります。しかし、体力や認知機能の低下により、怪我や転倒などのトラブルのリスクも高くなります。特に近くにヘルパーや介護者である家族がいないタイミングでのケガ、火の不始末は大きな事故につながりかねません。このようなトラブルを機に、事故を防ぐために介護施設へ入所する例も増えています。

その4.『介護者の病気などの環境の変化』

 
介護している家族の環境の変化で、自宅介護を続けられないケースもあります。たとえば介護者の高齢化による体力の低下、病気などがあげられます。ほかにも転職や転勤といった大きな変化をきっかけに、施設へ入所させる家庭もあります。

 

≪介護施設に切り替える時の考え方 ≫

自宅介護から介護施設への切り替えは、親への罪悪感を持つ人が少なくありません。できれば在宅で最期まで看取ることが義務だと考え、無理をして介護を続ける家庭もあります。特に気持ちの切り替えができず、施設に入所した後も罪悪感で苦しむ介護者もいます。

 

≪施設に預けることをポジティブに捉えよう≫

 自宅から施設入居に対して罪悪感を持つ家族も多いです。しかし、施設への入居は介護の手抜きではありません。介護施設は病院とも連携しているところが多く、トラブルはすぐに対処してもらえます。自宅ではできない治療、介護的処置も迅速で、家族が介護するよりも要介護者が快適に暮らせる可能性もあるのです。

 

≪在宅よりも楽しく過ごせるケースも多い≫

自宅介護との大きな違いは、常に周りに仲間がいること。自宅介護はどうしても要介護者が孤独になりがちです。介護施設や老人ホームは年齢が近い友達ができ、さまざまなイベントや趣味を楽しめます。仲間との出会いで、性格が明るくなる例も多いです。

 

≪自宅から介護施設に切り替える時の注意点≫

自宅から介護施設への入所を考えるときには、十分な準備と検討が必要です。後悔しないための3つの注意点をご説明します。

 

①『まずはケアマネージャーなどのプロに相談する』

入所は家族だけで判断せずに、まずはケアマネージャーなどの介護のプロに相談しましょう。どのような施設があるのか、費用のことや入所までかかる期間など、いろいろな情報を教えてもらいましょう。自宅介護から介護施設への入所は、介護される親にとっても人生の転機です。お互い納得のいく形で入所を進められるように、プロと相談しながら慎重に決めていきましょう。

 

②『要介護認定の調査を受け直す』

介護施設でかかる費用や、入所の優先順位は要介護度で変わるところがあります。入所を考えたら、まずは要介護度の認定調査を改めて受けましょう。もし要介護度が上がっていれば、毎月の介護にかかる費用や医療費の負担が軽減できます。

 

③『必ず施設を見学する』

介護施設は必ずしっかりと見学することが大切です。長く暮らす場所だからこそ、スタッフの雰囲気や清潔感、どのような取り組みをしているのか、家族の目で確かめましょう。また、介護施設に通いやすいかといったアクセス面も、実際に足を運んで無理なく通えそうか判断することも大切です。

 

≪希望に合った介護施設の種類を決める≫

介護施設には大きく分けると、民間と公的施設があります。

 (民間)

・介護付き有料老人ホーム

・住宅型の有料老人ホーム

・グループホーム

・サービス付き高齢者向け住宅

 

(公営)

・特別養護老人ホーム

・ケアハウス

・介護医療院

 

公的な施設は、要介護度が重い方や低所得者層を優先して受け入れています。民間より費用が安いですが、入所待ちも多いです。民間は老人ホームだけでなく、住宅タイプで自由度が高い高齢者向けの施設も充実しています。介護度がそこまで高くなく、ある程度は自分で身の回りのことができる方なら、介護サービスを適度に受けつつ自宅のように過ごせる環境があります。

 

≪住宅型有料老人ホームなら自宅のように過ごせる≫

要介護度によって適した老人ホームや介護施設は異なります。もし要介護度が低く、自力での身の回りのことができるなら、いきなり介護施設に入所する必要はありません。まずは住宅型で限りなく自宅に近い、住宅型有料老人ホームがおすすめです。特に住宅型有料老人ホームは、入居者11人に応じたプランを用意することも可能です。どのようなサービスを求めているのか、できるだけ自宅に近い環境で暮らしたいのかといった、希望に合わせてプランを柔軟に選べるところなら、ストレスフリーな生活ができます。

 

≪まとめ≫

 介護施設に預けるタイミングを考えることは、とてもデリケートな問題です。しかし、介護施設に入ることで、介護者、要介護者ともに心身の負担の軽減になり、お互いにほどよい距離感でいられるメリットがあります。

 

さらに、孤独になりがちな要介護者も、自宅から施設に行くことで仲間ができ、さまざまなことにアクティブに挑戦できるようになった例も多いのです。もしいきなり介護施設への入所が不安なら、自宅に近い住宅型の有料老人ホームがおすすめです。住宅型有料老人ホームなら、家族も通いやすく周りを気にせずにゆったりと過ごすという生活も叶えられるのです。

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